１３４５回例会

第１３４５回例会週報

２００６年２月６日（月）

■斉唱	『君が代』
■合唱	『奉仕の理想』
■唱和	『四つのテスト』
■ｹﾞｽﾄ紹介	小網　健一様

■ﾋﾞｼﾞﾀｰ紹介	横浜金沢東ＲＣ　石黒　秀雄様

■会長報告
■幹事報告	＊横須賀日米協会より、「賛助金依頼」受領。
	横須賀南西ＲＣより、５０,０００円支出
	＊横須賀南ＲＣより、例会案内受領。

■出席報告	会員	出席	欠席	本日の出席率	前週ﾒｰｷｬｯﾌﾟ前	前週ﾒｰｷｬｯﾌﾟ後
■出席報告	２８名	２２名	６名	７８.５７％	７２.４１％	７２.４１％

■メーキャップされた会員

なし

■誕生祝

■夫人誕生祝

西田　金忠会員
渡辺　佑一会員
折笠　仁志会員

西塚　千代子様
大橋　和子様
　

■入会祝
	なし

■ニコニコボックス報告
１	石黒秀雄様（横浜金沢東ＲＣ）	本日はお世話になります。
２	宮本清志君	小網さん、本日の卓話楽しみにしています。久しぶりに元気な顔を拝見させていただきました。
３	森勇人君	小網さんお久しぶりです、卓話よろしくお願い致します。
４	大橋昭夫君	小網さん、卓話よろしくお願い致します。そして再入会お待ちしております。
５	大橋昭夫君	妻に花をありがとうございます。
６	井上祐一君	小網様を卓話者にお迎えして。
７	藤田武君	小網さん、お元気そうでなによりです。
８	真木英一君	小網さん、本日の卓話よろしくお願いします。
９	鈴木孝一君	小網会員、よろしく。
１０	鈴木弘明君	小網さんお久し振りです。本日の卓話楽しみにしていました。
１１	永井不士男君	小網さん、ようこそ！
１２	小野善信君	早退します。小網さん、卓話聞けませんで残念です。
１３	西田金忠君	又一つ年を取りました。
１４	西塚五郎君	小網さん、卓話楽しみにしています。早くロータリーに帰って来て下さい。
１５	西塚五郎君	妻にお花ありがとうございます。
１６	藤原康平君	小網さん、しばらくです。本日は卓話よろしく。
１７	渡辺佑一君	小網様、卓話楽しみにしております。
１８	渡辺佑一君	誕生祝いありがとうございます。
１９	坂本喬彦君	会津の大内宿は雪に埋もれてバスは後輪、前輪チェーン着装だったそうです。
２０	山本有紀君	小網様、卓話をよろしくお願いいたします。

前日計

６０６,０００円

本日計

２９,０００円

累計

６３５,０００円

雑誌委員会　山本有紀委員長

ロータリーの友３月号
横書きＰ６～９　　「海外のロータリー活動を知ろう」

横書きＰ３２　      「地区のたより」・・・第２７８０地区
                        かながわ湘南ＲＣ
                        「ガバナーわが地区自慢」・・・仲田昌弘Ｇ

縦書きＰ２～６　　「赤十字国際活動の現場からスマトラ島沖地震津波救援」
                        大森赤十字病院所属　看護師・助産婦　内木美恵様

縦書きＰ１６        「言いたい聞きたい」・・・ロータリー考（鹿児島城西ＲＣ　金井久和様）
                        四つのテスト
                        １．真実かどうか
                            Is it the TRUTH?
                        ２．みんなに公平か
                            Is it FAIR to all concerned?
                        ３．好意と友情を深めるか
                            Will it build GOODWILL and BETTER FRIENDSHIPS?
                        ４．みんなのためになるかどうか
                            Will it BENEFICIAL to all concerned?

「話題の偽装設計について」　小網　健一様

■耐震偽装
建築基準法は昭和２５年、日本の建築の量の拡大に対して総括的な建築基準を作るために
出来た法律。
しかし民法や憲法の基本的人権等、或いは犯罪に対する刑法、許可申請などの法律に比べて
弱い法律。

建築確認は基準法等に照らして、合っているかどうかを確認するもので、
許可をするものではない。
罰則も軽い。だから違反してもちょっとしたスピード違反程度の認識しか持たない人間が
出来てしまう。
建築確認を受けないで造った建物も登記は出来る。財産保護のほうが優先されるからである。

昭和５６年からの現行法の新耐震基準では、建物に損傷が起きても骨格は壊れない。
人命が助かる時間を稼ぐ一種の粘りが取り入れられた。

今回の鉄筋を減らすことで、どのくらいの工事費減になるかというと、
鉄筋工事は全体の５～６％、半分に減らして３％位。
この３％は例えば１０億の工事で３０００万。
これは一般的な建設業の利益のパーセンテージに当る。
あまりにも工事費を値切られるので３％を獲得するために、施工者側がやったのか？

通常設計者、施工者には構造を基準以下にするという発想は無い。
手抜き工事をするようなものは、一応犯罪者として除外すると、
これは発注者側の発想ではないかと疑いたくなる。
デベロッパーの中には無茶苦茶なのが含まれる。
自社の利益の為なら違反、詐欺まがいもいとわない。いづれにしても３％のために行われた。
他に検討する部分もあったと思うが、売る側の売れるものという範囲に安全性を脅かす部分が
組み込まれてしまったということである。

■確認検査機関
民営化の一環として、１９９９年から今まで、特定行政庁が行っていた建築確認及び完了検査を、
大臣の認可した検査機関（株式会社）が出来るようになった。
この機関は株式会社で、つまり利益を追求できる。競争が行われると、
自分の所に他より余計集まるようにしなくてはいけない。早く、甘く、当然そうなる。
もう一方、住宅メーカー等の特定の紐付き検査機関も誕生する。
云うまでもなく身内の審査となる。民間の確認検査機関はチェック機能の働きが最も大事である。
儲けることと、厳格にすることは正反対であり、うまくいくかどうか疑問である。

これにひきかえ役所は儲けはいらない。一応２１日以内に確認するという法律になっているが、
人手は限られている。時間が無い。ちゃんとやるには沢山の日数が要る。
そこで期限内に出来ない旨を葉書１枚に記せば、後はいくら時間がかかろうと文句は言われない。
効率という点では大きな問題がある。

■住宅品質確保促進法
この法律も強制ではないし、保証機関の出来方にも問題があるのは、民間検査機関と同様。

■国交省の諮問機関の中間報告
２１項目の再発防止策を今国会に提出

■設計者、建築主の罰則
生命にかかわる違反への懲役刑導入
設計で不正をした建築士への罰則新設、免許取り消しを受けた者の公表
構造計算、電子データ審査：国交省認定プログラムを用いない計算書は第三者機関での
審査が義務付け
中間検査義務化
民間検査機関への自治体の監督権限の強化
分譲住宅の売主の瑕疵担保責任履行の実効確保のための保険加入の義務化

■今後さらに展開していくと思えるが、最終的には、信用のおける設計者・施工者ということになる。
安かろう悪かろうはどの分野でもだめ。