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RIテーマ “Lend a Hand” 手を貸そう 国際ロータリー会長 Jonathan B. Majiyagbe |
第1276回例会週報 | |
2004年6月14日(月) |
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■合唱 | 『それでこそロータリー』 |
■ゲスト紹介 | 三笠保存会理事長 佐藤 雅様 |
■ビジター紹介 | なし |
■幹事報告 | *ガバナー事務所より、『交換学生 穐山 学君 月例報告書』受領。 |
■出席報告 |
会員 | 出席 | 欠席 | 本日の出席率 | 前週メーキャップ前 | 前週メーキャップ後 | |
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32名 | 21名 | 11名 | 65.63% | 62.05% | 65.63% |
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■メーキャップされた会員 | GSE報告会・歓送会→坂倉会員、綿谷会員 次年度財団委員長会議→藤田会員 |
■ニコニコボックス報告 |
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1 | 坂倉五佐男君 | 佐藤様、本日の卓話よろしくお願い致します。 | |||||||||||||||||||
2 | 西田 金忠君 | 佐藤理事長、本日の卓話よろしくお願いします。 | |||||||||||||||||||
3 | 綿谷 透君 | 佐藤様、卓話よろしくお願いします。 | |||||||||||||||||||
4 | 井上 祐一君 | 佐藤 雅様を卓話者にお迎えして。 | |||||||||||||||||||
5 | 鈴木 孝一君 | 誕生プレゼントありがとうございます。年金にはまだ間があるみたいです。 | |||||||||||||||||||
6 | 渡辺 重博君 | 佐藤様、本日の卓話を楽しみにしております。 | |||||||||||||||||||
7 | 西塚 五郎君 | 佐藤様、卓話宜しくお願いします。 | |||||||||||||||||||
8 | 藤原 康平君 | 佐藤様、卓話よろしく。家内誕生日に際し、有難うございます。 | |||||||||||||||||||
9 | 渡辺 佑一君 | 卓話(日本海海戦100周年)楽しみにしております。 | |||||||||||||||||||
10 | 高橋 隆一君 | 佐藤さん、本日の卓話楽しみにしております。世界の三大記念艦、いつまでも大切にしたいものです。 | |||||||||||||||||||
11 | 大越 郁男君 | 佐藤様、卓話よろしくお願い致します。 |
前日計 | 836,000円 | 本日計 | 16,000円 | 累計 | 852,000円 |
■委員会報告 | |
次年度ロータリー財団委員長 藤田 武会員 | |
財団の本質をわきまえて協力してください。 | |
地区としては180ドル/一人、ロータリー創立100周年事業協力20ドル/一人の要請。 | |
当クラブは次年度会長の西田さんと相談し、金額を決定したいと思います。 | |
■卓話 『日本海海戦100周年』〜明治の気概に学ぶ〜 三笠保存会理事長 佐藤 雅様 |
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佐藤 雅様 |
●当時の国際情勢 | |
(1) |
欧米列強はアジアに進出し、競って植民地を獲得した。 |
(2) |
清国は列強に蚕食され、北清事変後も露国は満州に居座って朝鮮にも手を伸ばし、日本に対し露骨な |
軍事的圧力をかけてきた。 | |
●日清戦争(1894〜1895年) | |
1894年、朝鮮における東学の乱を鎮圧するため出動した日清両軍が衝突して日清戦争が始まった。 | |
翌95年、日本は陸戦、海戦で清に勝利し下関条約の締結により、遼東半島、台湾などを割譲させ、 | |
賠償金を獲得した。 | |
●三国干渉 | |
ロシア、ドイツ、フランスは遼東半島を中国に返還するように迫り、対抗する軍事力を持たなかった | |
日本はこれに従わざるを得ず、「臥薪嘗胆」を合言葉に、ロシアの脅威に対抗するため、官民を | |
挙げて国力増強に努めた。 | |
●日英同盟(1902年) | |
英国と結ぶか、露国と結ぶかで論争があったが、露国との条約には信を置けず、 | |
他方英国の極東における目的は現状維持であり、日本の国際的信用を高め、経済的、 | |
財政的支援が得られることから日英同盟を選択した。 | |
●日露戦争(1904〜1905年) | |
(1) |
陸上での戦い |
203高地の激戦、瀋陽・奉天海戦 | |
(2) |
海上での戦い |
仁川沖海戦、旅順港閉塞、日本海海戦 | |
●日本海海戦(1905年5月27日、28日) | |
(1) |
頽勢の挽回を図り、ロシアは欧州方面からロジェストウェンスキー中将率いるバルチック艦隊を |
極東に派遣した。 | |
(2) |
東郷平八郎中将率いる連合艦隊は態勢を整えて邀撃し、世界海戦史上に類例を見ない大勝利 |
を上げた。(T字戦法) | |
(3) |
聯合艦隊解散の辞 1905年(明治38年)12月21日 |
「聯合艦隊解散の訓示 二十ヶ月にわたった戦いも・・・ | |
神は平素ひたすら鍛練に努め、戦う前に既に戦勝を約束された者に勝利の栄冠を授けると同時に、 | |
一勝に満足し太平に安閑としている者からは、ただちにその栄冠を取り上げてしまうであろう。 | |
昔のことわざにも教えている『勝って、兜の緒を締めよ』と。」 | |
●ポーツマス講和条約 | |
(1) |
米国のルーズベルト大統領が日露の講和を仲介した。 |
(2) |
韓国に対する支配権及び満州鉄道の権益を獲得し、遼東半島を租借するとともに、 |
南樺太を領有した。 | |
(3) |
条約の内容に不満を持つ民衆による、日比谷焼き討ち事件が発生した。 |
●国際法の遵守、武士道精神の発露 | |
(1) |
国際法の権威を戦地に同行させ、国際法を厳格に遵守した。 |
(2) |
武士道精神に則った戦いであった。 |
正々堂々たる戦闘 | |
敵艦船乗組員への懸命な救助 | |
敗軍の将への情け、捕虜に対する人道的な扱い | |
●日本海海戦の歴史的意義 | |
日本海海戦は、海戦史上例を見ない圧倒的勝利であり、国家の独立と安全を確保し、 | |
国威を内外に宣揚して我が国の国際的地位を高らかしめ、今日に至る基礎を築くとともに、 | |
当時、列強の植民地となり蹂躙抑圧されていたアジアなどの諸国に対しても限りない | |
希望を与え、独立の気運を促した戦いであった。 | |
-END- |