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*会長 掛田侑男会員 【本年度委員会組織表、年間活動計画及びプログラム提示】
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ロータリーの綱領第1に「奉仕の機会として、知り合いを広めること」とあるように、基本的な理念に基づいて、
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会員の増強に邁進し、業務を通じて、社会奉仕に努力して行きたいと思います。
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また、一年間の目標としましては
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1. |
クラブ年会費の見直し。 |
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四大奉仕活動については、当面一活動に絞り込む。 |
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3.
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会員増強。
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クラブ年会費の見直しは、たとえば現在27万円の年会費を3万円下げて24万円にして、その代わり、誕生祝、
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夫人誕生祝、入会祝のニコニコBOXの復活をして行きたいと考えております。
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また、四大奉仕活動については、当面一活動に絞り込んではどうかと、案として考えております。
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会員増強の定着の意味において、新会員の会を作り、三橋会員にご指導をお願いして、
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新会員のレベルアップに努めたいと思います。
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01〜02年度におきましては、西田会員が5名の増強に努められ、地区協議会の中で
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第二位に表彰されました。誠にうれしいことと思われます。
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本年度におきましても、なお一層の努力をして行きたいと思いますので、
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皆様よろしくご協力くださいますようにお願い申し上げます。
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「ガバナー公式訪問について」
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*副会長 坂倉 五佐男会員
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ガバナー訪問時約一時間の質疑応答の時間があるが、質問内容を予めガバナー補佐にFAXしますので
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各委員長さんは要点を発表してください。また、活動方針等もお願いします。
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坂倉クラブ奉仕委員長 |
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交換留学生の選定方法、派遣クラブ、派遣家庭の義務等について。 |
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大橋社会奉仕・IT委員長 |
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社会奉仕については7月23日のセミナー後方針を決めたい。IT委員会の位置づけ等について。 |
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渡辺重博新世代奉仕委員長 |
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会員として、ガバナーの今年度における地区運営の従来と異なる点。 |
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職業区分の基本点。 |
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ローターアクトの人の激減について。 |
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西田職業奉仕委員長 |
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今年度は長瀬にある運輸省の技術研究所研修を予定している。 |
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栗田国際奉仕委員長 |
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掛田会長の希望に添って、他の三奉仕委員会と密接な連携をとって活動して行きたい。 |
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井上祐一ロータリー財団委員長 |
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本年度は3名の方に入ってもらいました。11月は財団月間なので地区からどなたかお出で頂いて、 |
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財団について勉強したい。 |
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永井米山奨学委員長 |
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昨年までは普通寄付金は一人あたり5千円でありクラブの予算に入れてもらっているが、 |
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地区からの要望は2万円であるので最大の努力をしたい。 |
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山王GSE委員長 |
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事業及び専門職業に携わる優秀な青年との交流であるが、クラブとしての対応ではなく、 |
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分区の対応なので分区からの要請に基づいて協力して行きたい。 |
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刀禰出席委員長 |
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出席率のボーダーラインの問題。出席率向上のため皆さんと考えて行きたい。 |
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綿谷クラブ会報委員長 |
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会報の質と内容及び発行回数はクラブにより濃淡がある。地区としての基準があるか。 |
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三橋親睦委員長 |
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活動方針としては、基本に帰って節度のある楽しいクラブ作りに貢献したい。 |
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新会員の会を8月頃立ち上げたい。 |
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家族会、クリスマス会等楽しい例会、クラブ作りに努力するので皆様のご協力をお願いしたい。 |
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鈴木弘明プログラム委員長 |
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今年度は卓話の回数が29回ある。どう卓話を楽しむか。予算との関連で厳しい。 |
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GSE、財団奨学生等に卓話を依頼する場合申し合わせ事項として1回1万5千円位と交通費がかかる。 |
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ガバナーに相場について尋ねてみたい。 |
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皆さんにも卓話をお願いします。 |
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◎連絡事項 |
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掛田会長
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*時間の都合で全部の委員長さんが発表できませんでしたが、7月15日の本番でお願いします。
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*岡田会員から6月に退会届が提出されました。残念ですが本日をもって退会となりました。
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宮本幹事
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*7月15日は12時30分から通常の例会。ガバナーから卓話を頂く。
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13時40分頃から約1時間質疑応答。
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◎THE ROTARY−NO−TOMO JULY
2002 VOL.50 NO.7より |
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『命を育て心を結ぶ―子どもたちは今』 2002年3月2日 第2670地区 地区大会講演要旨<抜粋>
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四国綜合教育研究所所長 横川 遊亀壽(よこがわ ゆきとし)さん
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今一番大事なのは命の重さです。今の子どもたちに一番教えなければいけないのは、
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その子自身の命の重さではないか。「お前がそこにいることが、とてもすばらしいことだよ。
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尊いことだよ。うれしいことだよ。」ということを、お母さんはなぜ言わないんだろう。
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お父さんはなぜ言えないんだろう。それが、教育の出発なのに、と思います。
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私は、現在の学校の荒廃を救えるのは、親でもなければ、地域社会でもない、
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命をかけた教師の力だと思っています。
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私たちがやらなければならないのは、相手を変えることではなくて、自分を変える
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ことではないでしょうか。学校へ行けない子どもを変えるのではなくて、迎える学校が
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変わり、一緒に歩いていく大人が変わらなかったら、子どもたちは永遠にその重荷を
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背負うのではないでしょうか。
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いい学校を出たとか、教え方が上手だとか、それ以上に大事なことが、先生には
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あるのです。
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それは、子どもたちの心をぐっとつかまえて、たった一言でいいからガーッと揺さぶる
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先生です。
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大人では理解できない場合もあるのです。だから、子どもが「あの先生がいい」と
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言ったときに、大人が夢を消さないようにしてほしいと思います。
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一番大事なのは、人間の生きざまを教えることです。
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今、なにが問題なのかといいますと、基本的なしつけ。人の話を聞くときは顔を見て
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聞きましょう、うなずいて聞きましょう、終わったら拍手をしましょうというのは、「礼儀」です。
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だったら小学校一年生の子が勉強するときに、なぜ教室の中を走り回るのか。
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一番大事な基本的生活習慣のしつけができていないからです。
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このしつけを身につけさせれば、おそらく、今ある問題の3分の2は解決するのでは
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ないかと思います。
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人間には人権があります。しかし、人権というのは、そのままあるものではありません。
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あるには違いないけれど、黙っていたら、誰も認めてくれないものです。
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主張しなければいけないのです。
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そして、みんなが自分の人権を主張すると、必ずかみ合わない。個人個人が違うから。
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だから、そのかみ合わない、みんなの主張を、みんなこの辺りで抑え合いましょうと
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いうのが義務です。
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その義務をきちんと教えなくて、なにが自由ですか。なにがしつけですか。
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だから、しつけが身につけば、ある程度、解決できるのです。
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しつけは学校ではできません。親がやって見せて、こどもにやらせるものなのです。
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今、子どもたちが抱えている問題は、人と人とのかかわりの中でどう生きていくかということです。
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ですから、なるべく小さなグループをつくったり、集団をつくったり、縦割り班をつくったりしながら、
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一緒に暮す体験をさせることです。
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それと同時に、最近は言葉の量が非常に少なくなりました。
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だから、なにか長い話をすると聞き切れませんから、「ムカつき」というのが起こるのです。
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そして、自分の思いをぶつけようと思ったときに、ぶつける言葉が見つかりませんから、
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「キレる」という現象になってしまうのです。
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ですから、私たちは、あの子どもたちと一緒に歩きながら、一緒に動作をしながら、
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顔を見ながら、うなずいで聞いてやりながら、感動してやること。
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これが、これからの本当の教育ではないかと思います。
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