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第1815回例会週報 |
2016年11月14日(月) |
■会長報告 | * |
■幹事報告 | *横須賀クラブより、12月の例会案内受領。 |
*ガバナー月信11月号、受領。 | |
今後の予定 | 11月21日(月)第1816回例会/卓話/鈴木節夫様 |
11月28日(月)第1817回例会/卓話/「なんとかなる」NPO法人/岡本昌宏様 | |
12月 5日(月)第1818回例会/年次総会 | |
12月12日(月)第1819回例会/卓話/元横須賀市議会議員 竹折輝隆様 | |
12月17日(土)第1820回例会/クリスマス家族会/セントラルホテル 18:00点鐘 | |
12月19日(月)上記振替休会 | |
12月26日(月)休会 |
会員(内免除会員) | 出席 | 免除会員の出席 | 本日の出席率 | 前週メークアップ前 | 前週メークアップ後 |
15名(10名) | 10名 | 8名 | 76.92% | 100.00% |
100.00% |
■メークアップされた会員 | |
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盲導犬育成支援プロジェクト→赤木、宮本、瓜生会員 |
前日計 |
200,000円 | 本日計 | 11,000円 | 累計 | 211,000円 |
■卓話「 財団月間卓話」 地区R財団補助金推進委員長 藤村昌一様(横須賀クラブ) |
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財団月間卓話資料 2016年11月14日 1.ロータリー財団とは ロータリー財団は、1917年6月アーチ・クランフRI会長が「世界でよいことをしよう」基金の設立を提唱して誕生した慈善事業を目的とした団体です。 ・ロータリー財団の標語は「世界でよいことをしよう」 ・ロータリー財団の使命は「ロータリアンが、健康状態を改善し、教育への支援を高め、貧困を救済することを通じて、世界理解、親善、平和を達成できるようにする」 我が国では公益財団法人として、各種の税制上の優遇措置を得ています。また、2014-15会計年度の財団支出総額の内、91%がプログラム経費に充てられており、米国慈善団体評価機関 (American Institute of Philanthropy)から「A+」の認定を受けています。(World Vision 78% A-、Save the Children 89% A ) 1985年「ポリオプラス・プログラム」が開始以降、ポリオ(急性灰白髄炎)撲滅を最優先課題として取り組んできましたが、常在国は3カ国のみとなり、その実現が目前となっております。(下表参照) 最近のポリオ発生状況
http://polioeradication.org/polio-today/polio-now/this-week/
ロータリー財団が2017年6月に創立100年を迎えることを記念して、現在、世界各地で、「ロータリー財団100周年祝賀行事」が催されています。日本では日本学友会の主催のもと、ジョン・ジャームRI会長をお迎えして、下記の記念行事を予定しております。 「ロータリー財団100周年記念シンポジウム」(RI公認行事、11月27日東京JPタワーKITTE) ・テーマ:「国際人道支援の第一線で活躍するロータリー奨学生学友の報告」 ・来賓:ジョン・ジャームRI会長、独立行政法人国際協力機構理事長緒方貞子氏(財団学友) ・司会の榎原美樹(NHKワールドニュース部編集長)をはじめ国連本部やUNHCR等で活躍する学友 ・財団100周年記念シンポジウム実行委員会委員長:田中栄次郎、副委員長:高木直之、柚木裕子 2.ロータリーの戦略計画 2010年、ロータリーが現状の問題点を克服し、今後もダイナミックな組織として、世界中の地域社会に貢献していくための指針が発表される。(これを受け、新しい補助金システム「未来の夢計画」がスタート)
(1)現状の問題点 ※会員増強の地域別補足資料2013年 ・ロータリーに対する低い認知度、理解度(右表参照) ・女性会員が少ない:世界平均約19%、日本約5% ・クラブの高齢化:日本60代(39%)、世界50代 ・会員減少:日本の減少が顕著(下表参照) ・クラブの活力の低下:奉仕活動の停滞、入会者減少、
寄付実績の低迷(特に先進国) ロータリーの友H24年1月より |
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(2)中核的価値観 戦略計画の柱となるもの。ロータリーと他の奉仕団体との違いを表す概念であり、ロータリーならではのオリジナリティや自己イメージの源となるものです。 キーワード ・親睦 ・国際理解 ・倫理性 ・高潔性 ・多様性 ・職業奉仕 ・リーダーシップ (3)3つの戦略目標(優先項目) ロータリーが大切にしてきた「中核的価値観」を守りながら、現状の問題点を克服し、これからも世界中で発展し続けていくための指針です。それぞれの目標達成が相互に関連し、正のサイクルとして相乗効果を生み出すものです。 ① クラブのサポートと強化 ・クラブの刷新制と柔軟性を育てる ・さまざまな奉仕活動への参加を奨励する ・会員基盤の多様性を奨励する ・会員の勧誘と維持を改善する ・リーダーを育成する ・ダイナミックな新クラブを結成する ・クラブと地区における戦略計画の立案を奨励する クラブ独自の戦略計画策定を奨励し(クラブセントラルの活用)、ロータリーの会員基盤の多様性を活かして奉仕活動を企画立案し、その実施を通じてクラブの活性化を図ってください。 ② 人道的奉仕の重点化と増加 ・ポリオを撲滅する ・青少年や若きリーダーの支援、およびロータリーの6つの重点分野と関連したプログラムや活動において持続可能性を高める ・他団体との協力やつながりを深める ・地元と海外の地域社会で多大な成果をもたらすプロジェクトを生み出す 6つの重点分野などの人道的奉仕プロジェクトを通じて、会員が奉仕の喜びを実感し、クラブの一体感を育むとともに、地元や海外の地域社会とつながりを深めてください。 ③ 公共イメージと認知度の向上 •イメージとブランド認知を調和させる •行動を主体とした奉仕を推進する •中核的価値観を推進する •職業奉仕を強調する •ネットワークづくりの機会、ならびにクラブ独自の活動について広報するよう奨励する 上記の2項目への取り組みを通じ、ロータリーの中核的価値観に則ったブランドイメージと認知度を高め、対外的な魅力を発信し、新しい会員を集めて、クラブの活力をアップしてください。 |
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3.ロータリー財団の新しい資金モデル 2013年、「未来の夢計画」のもとで、新しい資金モデル(シェアシステム)がスタートしました。 財団資金は、年次基金、恒久基金、ポリオ・プラス等の使途指定基金の3種類の寄付金で構成されます。年次基金から3年前の年次寄付金相当額、恒久基金の運用益の合計額の半額が、国際財団活動資金(WF:ポリオ・プラス、ロータリー平和フェロー等)と地区財団活動資金(DDF)に配分されます。 財団寄付金 シェアシステム
※ロータリー平和フェローシップは、平和と紛争解決分野を世界の6つ大学で研究する奨学金制度。 ※2017-18年度の地区補助金配分予算:奉仕プロジェクト75,000ドル+奨学金24,000ドル ※DDFの残額は次年度に繰越可能ですが、地区補助金資金に使用することはできません。
(参考)寄付金の種類と寄付者の認証基準
※クラブに対する認証には、100%ポールハリスフェロークラブ、100%「財団の友」会員クラブ、「Every Rotarian, Every Year」クラブ(EREY)などがあります。
4.ロータリー財団の補助金システム(2015-16年度現在) 「ロータリーの戦略計画」を実現するため、活動内容に応じた2つの種類の補助金があります。 (1)グローバル補助金 グローバル補助金は、6つの重点分野に該当し、持続可能かつ測定可能な成果をもたらし、大規模で比較的長期間に亘る国際的な奉仕プロジェクトを対象とします。 ① 6つの重点分野(開発途上国に対する国際的な人道的支援)
② グローバル補助金の対象となる事業 ・人道的奉仕プロジェクト ・奨学金:大学院レベルの留学 ※2780地区は、30,000~36,000ドル×2~3名 ・職業研修チーム(VTT):専門職業に関係する研修チームの派遣や受け入れ ③ 参加資格と条件 ・援助国と被援助国双方のクラブが協同で提唱し、活動に取り組みます。 ・地区が実施する「補助金管理セミナー」に2名以上のクラブ会員が出席する。
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・「クラブの覚書(MOU)」に同意、署名する。 ・財団本部に対して、マイロータリーからクラブが直接オンラインで申請する。 ・補助金額は最低30,000ドル以上(WFからDDFの100%とクラブ拠出金の50%が加算) ・クラブは配分されたDDFの10%以上の現金を拠出 ※拠出金の別途5%を手数料として負担 ・3名以上の会員からなるクラブ補助金委員会の設置(委員長、会計担当、監査担当など) ・補助金完了報告書または補助金完了前報告書の提出(事業の最終支払完了後2ヶ月以内) ※詳細はマイロータリー「地区補助金とグローバル補助金授与と受諾の条件」をご参照ください。 (2)地区補助金
地元や海外の社会のニーズに取り組むための幅広い活動に対し、比較的自由に使用できる資金です。 ① 比較的規模の小さい短期的な活動が対象 申請額は1,000ドル以上。1年以内(7月~翌年5月10日)に終了する短期的プロジェクト。 ② 対象となる事業 ・奉仕プロジェクト(ロータリー財団の使命に関連したもの) ・奨学金(教育機関や専攻分野の制約なし)※「第2780地区ロータリー奨学金」24,000ドル×1名 ③ 対象とならない事業(制約事項) ・特定の受益者に対する継続的または過度の支援(クラブ継続事業は3年に1回申請可能) ・単なる音楽会や講演会、スポーツ大会や交流会の類い(障がい者や社会的弱者への支援は適格) ・植樹や環境美化、公園の遊具やベンチ等の寄贈(青少年教育や地域社会に役立つものは一部適格) ・金銭だけの協賛、寄付活動、使途無指定の現金寄付、他団体の運営費や管理費への流用 ・クラブまたは会員に対する支出(テント等備品はクラブ拠出金で対応)※利害の対立の開示 ※詳しくは「地区補助金要項」をご参照ください。 ④ 参加資格と条件(一般応募:補助金50万円以下の場合) ・地区が実施する年2回の「地区補助金説明会」を、クラブから1名以上の会員が受講。 ・「同意書」に署名、提出する(クラブ全体が連帯して、プロジェクトに対して全責任を負う)。 ・クラブ拠出金はプロジェクトに関わる費用の20%以上(総額60万円なら12万円以上) ・補助金完了報告書の提出(最終支払完了後1ヶ月以内かつ5月15日までに) ※最終的に剰余金が生じた場合、総費用の20%を超えるクラブ拠出金に関しては、超える部分のみをクラブに返金し、残りの金額はクラブの年次寄付金に充当していただきます。 ※特別応募(補助金50万円超)は、「第2780地区ロータリー財団運営規程」をご参照ください。 ⑤ 申請方法 ・申請書提出期間:11月1日~3月31日(所定の地区補助金申請書(Word)を使用) ・選考期間:4月5日~4月15日、結果は4月下旬に発表 ・申請順により10クラブ(特別応募を優先)に選考会にて5分間のプレゼンテーションを認めます。 ・地区補助金要項ダウンロード(地区ウェブサイト:委員会タブ→ロータリー財団→地区補助金) http://www.d2780.rotary.bz/ImgDat/Committee/RotaryFound/20151003_003.pdf ・地区補助金申請書ダウンロード(地区ウェブサイト:委員会タブ→ロータリー財団→地区補助金) http://www.d2780.rotary.bz/ImgDat/Committee/RotaryFound/20151003_004.pdf
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(3)補助金プロジェクトの企画立案のポイント 多数の寄付者の善意を原資とする貴重な補助金資金です。有意義なプロジェクトにするため、一部の会員のみに任せず、クラブ全体でよく内容を吟味してください。
5.奉仕プロジェクト事例 (1)グローバル補助金:横須賀RC「フィリピンネグロス島とセブ島の口唇口蓋裂治療VTT」 治療技術の現地移転(持続可能性)、医療技術者の育成とプロジェクトへの参画(波及効果)。 (2)地区補助金:葉山RC「葉山の未来推進プロジェクト」(人道的プロジェクト) ヨット文化発祥の地で、地域の学童と保護者を招待し、ヨット操船体験学習と海難事故防止研修 (参考1)現代日本の社会問題カテゴリー 補助金プロジェクトの対象となりえると思われる社会問題を列挙してみました。地域社会の必要性と優先度の高い課題を拾い上げてみてください。
(参考2)補助金プログラムへの参加と財団寄付状況の相関 下記「クラブ別年次寄付実績と補助金プログラム参加状況」を参照ください。 6.まとめ(お願い) 是非、今年度、貴クラブでロータリー財団の補助金を申請してください。補助金プロジェクトへの参加を通じて、会員おひとりおひとりに奉仕の喜びを実感していただき、ロータリー財団への理解を深めてください。さらに、プロジェクトの成功を通じて、地域におけるクラブの認知度とイメージを高めることで、会員の増強とクラブの活力アップにつなげてください。
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