その1 地震
地域特性はありません。どこでも揺れます。 (三浦半島だけが危ないわけではありません)
建物の耐震強度や家具の転倒防止措置(ふんばる君等)の有無が、被害の大小を分けます。コピー機は要注意(地震時よく動く)。 |
地震後の火災、2種類あります
@ストーブの転倒、天ぷらなべの引火など→初期消火が重要(火災を起こした家が消す)
A地震時に使用していた熱器具(コタツ、熱帯魚ヒーター、ドライヤー等)が、揺れによる停電で止まり、通電再開時に加熱による火災に(「通電火災」といいます)→家を離れる時には、ブレーカーを落とす |
地震後の火災 燃え広がったら
消せません。
燃えるものがない「広い空地」に逃げるだけ このための避難場所を「広域避難地」といいます。 |
その2 津波
津波の襲来は、防げません。 波よりも高い場所に逃げられれば、安全。 |
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その3 豪雨(洪水)
雨が降るだけでは、被害は出ません。 雨で「がけが崩れる」「洪水にのまれる」ことで被害が出ます。
洪水については、昭和49年の大水害(七夕水害)の反省を踏まえ、平作川は川底を掘ったり護岸を整備したので、治水能力は以前と段違い。
舟倉周辺は、浸水の可能性があります。 |
その4 豪雨(がけ崩れ)
がけ崩れが発生しやすい地域を「土砂災害警戒区域」といいます。
横須賀全体で、1,121か所(4万棟)以上もあります。 |
その4 豪雨(がけ崩れ)
がけが崩れてこないところに逃げれば、安全。
それが難しい場合、「2階以上にあがる。がけと反対側の部屋にいる。」と危険度は減少します。 |
その4 豪雨(がけ崩れ)
がけ崩れの前兆現象は、 ●がけから小石などが落ちてくる
●がけに亀裂が入る ●がけから濁り水が出る
このような前兆現象を見たら、市役所に連絡をお願いします |
おまけ 局地的なものすごい豪雨
ちょっと前まで、「ゲリラ豪雨」と呼ばれたもの。ゲリラ豪雨は、発生予測が難しいと言われます。
@南からの湿った空気が標高400〜500m以上の山に当たり続けることが原因。
Aまたは、南からの湿った空気が、大変熱い地表に温められ、急激に上昇して積乱雲を発生させることが原因→ヒートアイランドや北関東内陸部で発生。 |
おまけの続き
横須賀は、右上の2つの条件のどちらにもあてはまらないので、このような豪雨は降りにくいと言われています。
これは「豪雨は降らない」ではなく、「予測が難しい豪雨は降らない」という意味。
台風の接近や前線が停滞したら、豪雨になる場合があります。
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まとめ その1
相手が災害の場合、「闘う」のではなく、「逃げる」ことが重要。
「逃げる」は語感が悪いので、最近では「命を守る行動」とも呼ばれています。 |
まとめ その2
●「広域避難地」の役割
●通電火災の怖さ、防ぎ方
●がけ崩れには2階に上がるのが有効
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まとめ その2の続き
学校教育で習えば、もっと災害に強いまち(国)になれるのでは?
Q.教材はありませんか?
A.ガイドブックはあるが教材はない |
ご清聴、ありがとうございます
詳細なお尋ねは、危機管理課までお願いします。
TEL:046-822-8357/9708
Mail:ps-pc@city.yokosuka.kanagawa.jp
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