左側メニューの「AV-SPAM
Setting」を選択すると、ログインしているユーザーに対する、SPAMに関する設定メニューが表示されます。
設定に関する各項目は下記の通りです。
(1)SPAM subject identifier
メールサーバが受信したメールをSPAMと判別した際、件名に付加される文字列です。
デフォルトは「****SPAM(_SCORE_)****」となります。「(_SCORE_)」はSPAM判別に用いられた際の合計スコア数が代入されます。
ここを仮に [SPAM] と変更した場合で、Helloと言う件名のメールがサーバにSPAMと判別された場合、配送される際のメール件名は [SPAM]Hello と、なります。
(2)Required Hits:
サーバが受信したメールをSPAMと判別する際のしきい値です。
数字が小さい程判条件が厳しくなり、大きいほど緩くなります。
6〜10程度で運用するのが一般的のようです。
(3)Whitelist From:
ここに登録されたメールアドレスから送信されたメールは、無条件にSPAMではないものとしてユーザに配送されます。
(4)Blacklist From:
ここに登録されたメールアドレスから送信されたメールは、無条件にSPAMメールとして処理されます。
(5)What to do with SPAM:
システムがSPAMと判断したメールの処理方法を設定します。
・Tag and deliver
SPAM(デフォルト)
(1)で設定されているヘッダを件名に付加して配送します。
・Filter disabled
SPAMフィルタの適用をOFFにします。
・Move to folder caughtspam
SPAM専用のフォルダに移動します。
※この設定は通常は実施しないでください。
POPで読み出せない場所に移動しますので、サーバ上からメールを削除する事が出来ず、容量オーバーで受信不能となります。
IMAPの場合は問題ありません。
・Delete SPAM on server
SPAMと判別されたものは全て削除します。
各項目の設定が完了したら「保存」をクリックして変更した内容を保存してください。
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