１３３８回例会

第１３３８回例会週報

２００５年１１月２８日（月）

■合唱	『それでこそロータリー』

■ｹﾞｽﾄ紹介		神奈川・横須賀プロバスクラブ	山﨑　省二様（中央）
■ﾋﾞｼﾞﾀｰ紹介		〃	会長　荻島　清治様（右）
		〃	奉仕委員会委員長　山本　博祥様（左）
■会長報告	＊ガバナー事務所より、「地区指導者セミナー開催通知」受領。研修日時　２００６年１月２１日（土）～２２日（日）研修場所　コスモ石油湘南セミナーハウス（湘南国際村）安田　治会員出席決定


■幹事報告	＊横須賀北ＲＣ、三浦ＲＣ、横須賀西ＲＣより週報受領。
	＊次回、１２月５日（月）は年次総会です。
	＊１２月１１日（日）はクリスマス家族会です。
	＊１２月１２日（月）は振替休会です。

■出席報告	会員	出席	欠席	本日の出席率	前週ﾒｰｷｬｯﾌﾟ前	前週ﾒｰｷｬｯﾌﾟ後
■出席報告	２９名	２１名	８名	７２.４１％	７２.４１％	７２.４１％

■メーキャップされた会員

なし

■ニコニコボックス報告
１	山﨑　省二様	日本酒（特に純米酒）に感謝して。
２	荻島　清治様	会員出前トークのため。
３	山本　博祥様	出前トークのご注文を戴きまして、ありがとうございます。
		本日は山崎氏がお酒について“うん蓄”を傾けます。お楽しみ下さい。
４	綿谷　　透様	ゴルフコンペ優勝しました。ありがとうございます。
５	宮本　清志君	プロバスクラブの皆様、本日は宜しくお願いします。卓話楽しみにしています。
６	森勇人君	プロバスクラブの皆様をお迎えして。卓話楽しみにしています。
７	大橋　昭夫君	プロバスの山﨑さん、本日の卓話よろしくお願い致します。
８	真木　英一君	プロバスの皆様ようこそ。本日の卓話よろしくお願い致します。
９	三橋　仁男君	プロバスの山崎さん卓話よろしく、並びに皆さんよくいらっしゃいました。
１０	鈴木　弘明君	入会祝を有難うございます。早いものです、丸１９年経ちます。
		今後ともよろしくお願いします。
１１	永井不士男君	山﨑様、御苦労さまです。
１２	小野　善信君	早退します。
１３	坂倉五佐男君	山﨑様、本日の卓話よろしくお願い致します。
１４	坂倉五佐男君	妻にお花ありがとうございます。
１１	西田　金忠君	山﨑様、本日の卓話よろしくお願いします。
１２	西田　金忠君	先日の葉山カントリーでのゴルフコンペ最高の天気でしたね。
１３	西塚　五郎君	山崎さん、今日の卓話楽しみにしています。
１４	片山　軍二君	「お酒あれこれ」楽しみにしています。
１５	渡辺　佑一君	山﨑省二様、卓話楽しみにしております。
１６	坂本　喬彦君	先週の合同例会は仕事で出席できず残念です。その日は草津へ行きましたが、
		まことに寒く－２℃、浅間山は真っ白、鼻かぜをひきました。
１７	安田　　治君	山﨑様、卓話よろしくお願いします。

前日計

３８５,０００円

本日計

３０,０００円

累計

４１５,０００円

西塚　五郎会員

■ゴルフコンペ報告

西田　金忠会員

平成１７年１１月２４日（木）　
葉山国際カンツリー倶楽部
優勝　「綿谷　透」元会員

■卓話　「日本酒の話」

神奈川・横須賀プロバスクラブ　山﨑　省二様

・何故日本酒の話なのか？
   私は嘗て厚生労働省の食品衛生・微生物担当であった。
   病原体など悪い微生物を相手にしてきたが、たまには良い微生物の話しとなると、
   お酒になる。お酒というのは、微生物が作り出す味の傑作品であります。

・各国の酒の原料を見てみると

ドイツ “大麦”からビール

フランス “ブドウ”からワイン

中国 “小麦粉”と“もち米”で紹興酒、コーリャンで白乾（パイカル）

イギリス “大麦”でウヰスキー

アメリカ・カナダ “トウモロコシ”からバーボン

日本 “米”から日本酒

・日本酒は嘗てJapanese Wineと呼ばれていたが、現在はSakeということで通るようになった。

・日本酒に関する本は、下記のようなものがある。

日本の酒坂口謹一郎岩波新書（現在絶版）

日本酒秋山裕一岩波新書

純米酒を極める上原　浩光文社新書

日本酒入門尾瀬あきら幻冬舎

・ワインはブドウに酵母を加えるだけ（単行発酵）でアルコールとなる。
日本酒は並行複発酵といい、白米を麹を加え糖化しブドウ糖とする。
これに酵母で発酵させアルコールとする。ワインと比べ非常に複雑な工程となる。

・酒造米は米粒の形状は丸く大きい。
   代表的な主な銘柄は作付けランキングで下記の如くであるが、
   普通の米より２割程度高い。作付け量が少ないので普通の（飯米）も使用する。

第１位 5,868ヘクタール五百万石

第２位 5,721 山田錦

第３位 1,815 美山錦

第４位    560 雄　町

・仕込み水有名ランキング

第１位宮　水兵庫・灘

第２位御香水京都・伏見

第３位秩父山系の水埼玉・秩父

第４位飯豊山系の水福島・喜多方

最近注目！海洋深層水室戸岬など

なお、新潟・秋田・富山等では、醸造会社が井戸を掘って使用している。

・精米の歩合により酒の種類が変わってくる。

第１位５０％以下大吟醸酒

第２位５０～６０％中吟醸（この名称は蔵内のもので、一般には使われない）

第３位６０％以下普通吟醸酒（通常名は、吟醸酒）

第４位７０％以下純米酒・本醸造酒

第５位７３～７５％普通酒

第６位９０～９２％飯米

第７位１００％玄米

削り取ったものは、「おかき」や「鳥の餌」になる。

・戦後の物資不足や、税制から醸造アルコールが加えられるようになった。
純米酒は醸造アルコールが加えられていない。

・年とともに酒の好みもへんかしている。最近は、どちらかというと端麗・辛口の方向である。
日本酒度が高い程辛口、アルコール濃度高いものは甘口、
酸があって糖が少ないと辛口、両方少ないのは甘口。

・日本酒の飲用温度を表す言葉

５５℃前後飛びきり燗（とびきりかん）

５０℃前後熱　　　燗(あつかん）

４０℃前後ぬる燗（ぬるかん）

３５℃前後人肌燗（ひとはだかん）

３０℃前後日向燗（ひなたかん）

この間が常温と呼ばれる温度帯

１５℃前後涼冷え（すずひえ）

１０℃前後花冷え（はなひえ）

５℃前後雪冷え（ゆきひえ）

・酒に関し歴史的には
まず魏志倭人伝には倭人が酒を好むという記事が３度見られる。
延喜式の中で酒の造りかたが始めて記されている。