例会日時  月曜日 12:30〜13:30

 例会場  湘南信用金庫北久里浜支店 2階
 事務所  〒239−0807
 横須賀市根岸町3−3−18
 湘南信用金庫北久里浜支店内
 TEL&FAX 046−837−1211

 

 E-mail yokosuka-sw-rc@dnsip.ne.jp

 

 http://www.dnsip.ne.jp/~yokosuka-sw-rc
 会長  坂倉  五佐男
 副会長  西田 金忠
 幹事  綿谷 透
 会報委員長  大橋 昭夫

RIテーマ “Lend a Hand” 手を貸そう 国際ロータリー会長 Jonathan B. Majiyagbe

第1262回例会週報

2004年2月23日(月)
合唱 『それでこそロータリー』
ゲスト紹介 「尾瀬林業株式会社」 鈴木 實取締役、清水 秀一様
幹事報告 *ガバナー事務所より、『会長エレクトセミナー開催通知』受領。
   3月17日(水) 9:30〜 藤沢グランドホテル
*ガバナー事務所より、『ロータリー財団地区補助金について』受領。
*横須賀RC、三浦RCより週報受領。

出席報告

会員 出席 欠席 本日の出席率 前週メーキャップ前  前週メーキャップ後

31名 22名 9名 70.97% 83.87% 83.87%

メーキャップされた会員→地区三役会へ坂倉会長、西田副会長、綿谷幹事

ニコニコボックス報告

坂倉五佐男君 鈴木様、清水様本日の卓話よろしくお願い致します。
西田   金忠君 尾瀬林業の鈴木さん、清水さん本日の卓話よろしくお願いします。
綿谷     透君 尾瀬林業 鈴木様、清水様卓話よろしくお願い致します。
井上   錬勝君 大変お世話になりました。
渡辺   重博君 鈴木さん、清水さん本日の卓話楽しみにしてました。
大越会員には卓話者の担当、ありがとうございました。
西塚   五郎君 鈴木さん、清水さん卓話楽しみにしています。
藤原   康平君 卓話楽しみにしております。
片山   軍二君 鈴木さん、清水さん、卓話楽しみにしています。
待場      浩君 尾瀬林業の鈴木様、清水様本日の卓話よろしくお願いします。
10 大越   郁男君 尾瀬の自然についてお楽しみ下さい。
前日計 576,000円 本日計 19,000円 累計 595,000円  
   

井上錬勝会員が本日をもって退会されました。

中間決算報告
大橋会計より2003−04中間決算報告があり、すべて承認されました。

卓話『尾瀬の自然保護活動について』

尾瀬林業株式会社

東京予約センター

TEL 03-3451-1591 FAX 03-4431-1399

尾瀬戸倉案内所

TEL 0278-58-7311 FAX 0278-58-7636

鈴木 實取締役 清水 秀一様

12:55 卓話開始

 

尾瀬の歴史(尾瀬保護財団作成)

明治23年 平野長蔵氏、沼尻に行人小屋、この年が俗に「尾瀬開山の年」と言われている。
明治36年 最初の水力発電ダム計画が発表される
平野長蔵氏、沼尻に長蔵小屋、初めての山小屋
大正4年 平野長蔵氏、長蔵小屋を現在の場所に建て替え
大正9年 尾瀬沼一帯が風致保護林に指定される
大正11年 関東水電(東京電力の前身)が尾瀬の水利権を獲得
昭和5年 禁猟区の指定を受ける
昭和6年 国立公園法発布
昭和9年12月4日 日光国立公園に指定(第2次指定、わが国4番目の国立公園)
昭和13年 日光国立公園特別地域に指定
昭和24年 NHKラジオで「夏の思い出」が放送される
昭和24年10月27日 「尾瀬保存期成同盟」結成(学者、文化人、登山家)
昭和25年 第一次尾瀬総合学術調査始まる(〜27年)
昭和26年7月23日 「日本自然保護協会」結成→「尾瀬保存期成同盟」が発展的解消
昭和27年 木道敷設開始(山口営林署)
昭和28年12月22日 日光国立公園特別保護地区に指定
昭和31年8月9日 天然記念物に指定(国指定)
昭和32年6月1日 自然公園法公布(10月1日〜施行)
昭和33年 木道敷設開始(尾瀬林業)
昭和35年6月1日 特別天然記念物に指定(国指定)
昭和41年7月 アヤメ平で湿原裸地化回復事業始まる(群馬県)
昭和42年12月5日 日光国立公園尾瀬地域の公園計画「尾瀬を守る計画」決定
昭和44年9月 アヤメ平湿原裸地化回復事業開始(尾瀬林業)
昭和46年7月1日 環境庁設置
昭和46年7月30日 大石環境庁長官尾瀬視察(道路問題)
昭和46年8月21日 「尾瀬の自然を守る会」発足
昭和46年11月19日 自然公園審議会(現「自然環境保全審議会」)が尾瀬の車道計画の廃止の旨を環境庁長官に答申
昭和46年12月21日 尾瀬車道計画についての公園計画廃止
昭和47年5月11日 群馬県尾瀬憲章が制定される
昭和47年7月23日 ゴミ持ち帰り運動始まる
昭和48年 ゴミ箱撤去(尾瀬林業鰍セけで1,400個以上)
昭和49年5月26日 マイカー規制始まる(鳩待峠・沼山峠)
昭和49年6月5日 自然保護憲章制定
昭和52年 第2次尾瀬総合学術調査始まる(〜54年)
昭和53年9月 尾瀬山小屋組合発足
昭和56年5月 登山者の安全祈願とPRを兼ねて第1回尾瀬山開きを開催
昭和59年12月 環境庁が日光国立公園尾瀬地域管理計画を策定
昭和60年6月 「尾瀬の自然を守る会」が尾瀬の保護についての提言を出す
昭和61年2月 「尾瀬を守る懇話会」発足
昭和63年5月 「尾瀬を守る懇話会提言」が出される
昭和63年9月16日 尾瀬地区保全対策推進連絡協議会(以下「協議会」)設置
(構成員:環境庁・福島県・群馬県・新潟県・檜枝岐村・片品村・湯之谷村)
平成元年4月25日 協議会が至仏山東面登山道閉鎖決定
平成2年1月14日 環境庁入山料構想断念の報道
(内閣法制局が土地所有権なき徴収不可能との見解)
平成2年5月24日 協議会が尾瀬地区保全対策についての取り決めを行う
尾瀬の山小屋で風呂休止日を導入
平成4年 尾瀬の山小屋宿泊定員予約制導入を決定、翌年から実施
平成4年8月4日 福島・群馬・新潟三県知事による「尾瀬サミット」開催
平成6年 尾瀬総合学術調査(第3次)はじまる(〜8年)
平成6年8月2日 三県による「尾瀬子どもサミット」開催(〜現在)
平成7年6月13日 尾瀬保護財団設立発起人会開催
平成7年8月3日 尾瀬保護財団設立
平成8年3月 東京電力が尾瀬ヶ原の水利権を放棄
平成8年12月8日 「尾瀬の自然を守る会」解散
平成9年8月1日 至仏山東面登山道供用再開
平成10年5月11日 残雪期の登山道閉鎖が始まる(毎年5/11〜6/30まで)
平成10年6月18日 第1回尾瀬賞授賞式が行われる
平成11年4月29日 (財)尾瀬保護財団が、環境庁長官から「自然環境功労者大臣表彰」を受賞する。
平成12年7月8日 (財)尾瀬保護財団主催により「シンポジウム−尾瀬とシカ−」開催
平成12年10月19日〜21日 県道沼田桧枝岐線(一ノ瀬〜岩清水)の廃止に伴う「ブナ植林作業」を実施
水芭蕉(ミズバショウ)
尾瀬草(オゼソウ)
日光黄菅(ニッコウキスゲ)
金光花(キンコウカ)
姫石楠花(ヒメシャクナゲ)
蓮華躑躅(レンゲツツジ)
立金花(リュウキンカ)

 

鈴木 實取締役

東京電力エネルギー環境研究所長時「尾瀬における森林CO2吸収能力の計測」

の仕事に携わったのが尾瀬との出会いです。

お配りしたCD-ROM(尾瀬と東京電力)もご活用下さい。
東京電力はごみの持ち帰り運動、木道敷設、浄化槽を設置し、国立公園としては
先進的な自然保護活動を展開してきました。
20世紀はアヤメ平の修復に力を注ぎましたが、21世紀は至仏山の保全に
取り組んでいきたいと思います。
皆様のご支援よろしくお願い致します。
清水 秀一様 尾瀬林業の自然保護活動は、日本の国立公園では先端・最新と自負し、
管理しています。
尾瀬の湿原は6〜7,000年かけてできました。
尾瀬では湿原を形成する泥炭層は1年に1mmしか堆積せず、
木道(57キロうち20キロは東京電力敷設)を踏み外し3cm湿原を壊すと、
修復には30年かかります。

夏の木道

 

 

 

夏の思い出

 童謡・唱歌
  作詞者名  江間章子
  作曲者名  中田喜直

 

 

 

夏が来れば 思い出す
はるかな尾瀬 とおい空
きりの中に 浮びくる
やさしい影 野の小路
みず芭蕉の花が 咲いている
夢見て咲いている 水のほとり
しゃくなげ色にたそがれる
はるかな尾瀬 とおい空

夏が来れば 思い出す
はるかな尾瀬 野の旅よ
花の中に そよそよと
ゆれゆれる 浮き島よ
みず芭蕉の花が 匂っている
夢見て匂っている 水のほとり
まなこつぶれば なつかしい
はるかな尾瀬 とおい空

詳細は尾瀬と東京電力をご覧下さい。

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