例会日時 月曜日 12:30〜13:30
 例会場 湘南信用金庫北久里浜支店 2階
 事務所 〒239−0807  横須賀市根岸町3−3−18
  湘南信用金庫北久里浜支店内
  TEL&FAX 046−837−1211

E-mail:

yokosuka-sw-rc@dnsip.ne.jp

URL:

http://www.dnsip.ne.jp/~yokosuka-sw-rc
 会長 長瀬 弘
 副会長 赤木 慎一郎
 幹事 宮本 清志
 会報委員長 小林 伸行

 2018-2019年度 RIテーマ 「BE THE INSPIRATION」
国際ロータリー会長
 国際ロータリー会長 バリー・ラシン(Barry Rassin)
バハマ(ニュープロビデンス島) East Nassau ロータリークラブ所属

第2780地区ガバナー
脇 洋一郎
(茅ヶ崎湘南ロータリークラブ所属)

第1893回例会週報
2018年9月3日(月)
斉唱 「君が代」
合唱 「奉仕の理想」
唱和 「四つのテスト」
ゲスト 鈴木かほる様(中世史研究家)
ビジター なし
会長報告 *日本支局より、9月のロータリーレート報告、1ドル=112円。
幹事報告 *ロータリーの友、9月号受領。
*今後の予定

平成30年

9月10日(月)→クラブ協議会
9月17日(月)→休会(敬老の日)
9月24日(月)→休会(秋分の日振替休日)
9月27日(木)→三浦クラブとの合同例会 18時30分点鐘「葉山商店」
出席報告
出席義務者 出席免除者 出席義務者出席 出席免除者出席 本日の出席率 前週メークアップ前  前週メークアップ後
8名 9名 4名 7名 73.33%
(11÷15)
66.67%

66.67%

メークアップされた会員
なし
誕生祝 夫人誕生祝

長瀬弘会員
宮本清志会員
小林伸行会員

菅原トミ子様
入会祝

永井不士男会員
折笠仁志会員
小林伸行会員

ニコニコボックス報告

1 長瀬 弘君 鈴木かほる様、本日の卓話よろしくお願いいたします。
誕生祝い有難うございます。
2 赤木慎一郎君 中世史研究家、鈴木かほる様本日の卓話よろしくお願い致します。
3 宮本清志君 鈴木かほる様卓話よろしくお願いします。
誕生祝い有難うございます。
4 井上祐一君 卓話者に鈴木かほる様をお迎えして。
5 菅原英明君 少し涼しくなりましたね。鈴木かほるさんスピーチ宜しく
お願いします。夫人誕生祝い有難うございます。
6 菱沼正喜君 鈴木かほる様、本日は宜しくお願いします。
7 永井不士男君 鈴木かほる先生をお迎えして。
入会祝い有難うございます。
8 佐藤明君 早退します。
9 西田金忠君 鈴木かほる様、本日の卓話楽しみです。
10 森 勇人君 鈴木様、卓話よろしくお願い致します。
11 小林伸行会員 本日誕生日を迎えました。
いつの間にか入会から一年経っていたようです。
今後もお世話になります。

前日計

88,000円 本日計 24,000円 累計 112,000円
卓話 「家康のスペイン交易と浦賀」  中世史研究家 鈴木かほる様

読売新聞 横須賀版 2018年(平成30年)2月18日(日曜日)付けより
「浦賀を世界遺産に登録してほしい」〜周知へ活動〜
大航海時代(15世紀半ばから17世紀半ばまで続いた、ヨーロッパ人によるアフリカ・アジア・アメリカ大陸への
大規模な航海が行われた時代。 主にポルトガルとスペインにより行われた。)
にフィリピン・マニラとメキシコ・アカプルコを結ぶスペインのガレオン船航路の中継地と なった横須賀市の浦賀港。
横須賀市在住の歴史研究家鈴木かほるさんが、国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)の世界遺産の登録を
目指して活動している。昨年末に香港で開かれた学会で演壇に立つなど、江戸時代初期にスペイン貿易で
栄えた浦賀の周知を図っている。(光尾豊)

浦賀は長崎、平戸とともに徳川家康が開いた国際貿易港で、1604年(慶長9年)から家康の死去で
外国船が寄港が長崎、平戸に限定される1616年(元和2年)まで、スペインとの交易が行われた。

香港で開かれた「第3回アジア太平洋地域水中文化遺産会議」に出席して鈴木さんは、
「マニラとアカプルコの間の浦賀」をテーマに発表。自身の論文「徳川家康の浦賀開港とその意図」
などを基に自説を展開した。

家康の外交顧問で国際貿易の礎を築いた英国人ウィリアム・アダムス(日本名・三浦按針)に
ついて、「家康が按針を重用したのは、イギリス、オランダとの貿易のためではなく、スペイン外交に
携わらせるためだった」とし、「家康は造船技術や鉱山開発の技法を導入したかったが、スペイン側
はキリスト教の布教のみが目的で、禁教、鎖国につながった」と両国の思惑などを述べた。

現在、フィリピン、メキシコ、スペインの3国は、大航海時代の「マニラ―アカプルコ航路」の
世界遺産登録に向けて活動を続けている。鈴木さんは「浦賀も一緒に世界遺産登録してもらうため、
研究者や市民の認知度を高めたい」と話している。

東京海洋大学の岩淵聡文(あきふみ)教授(海洋文化学)は「ガレオン船航路への関心は
世界的に高まり、鈴木さんの学説は海外でも注目が集まっている」と活動の意義を強調した。

浦賀をユネスコ世界文化遺産に!
国際貿易港浦賀の建碑に関する趣意書

建碑の主旨
スペイン、メキシコ、フィリピンの3か国により、マニラ・ガレオン船の太平洋航路が
ユネスコ世界文化遺産候補にノミネートされました。
その中継貿易港であった浦賀をリストに載せ、世界文化遺産へと繋げていくためには、
スペイン貿易における浦賀の位置づけを周知させることが肝要であります。
その史実の証しとなる碑を建立し、内外に発信していくことが必須条件であると考えます。

国際貿易浦賀の実態
徳川家康はスペインと交渉し、スペイン商船の浦賀湊への入港を交渉しました。
そのためイギリス人三浦按針を外交顧問として、江戸邸のほか逸見村と浦賀邸を
与えたのです。浦賀にはフランシスコ会修道院が建てられ、スペイン商人を保護する
高札も立てられました。
三浦按針が家康のために造船したサン・ベエナベン・ツーラ号は、フィリピン総督を
乗せて浦賀を出港し、幕府船として初めて太平洋航路横断を果たしました。
伊達政宗の遣欧船も浦賀に入港しています。三浦按針の来日から13年後、
イギリスとの通商は成立しましたが、その3年後、貿易港は長崎・平戸に限られ、
三浦按針は平戸に移住し、東国唯一の貿易港浦賀の生命は絶たれました。
(日本海事史学会・鈴木かほる記)

2018年8月吉日
建碑賛同人代表 岩淵聡文 東京海洋大学大学院教授 イコモス国際水中文化遺産委員会日本代表

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