![]() |
|
RIテーマ “Reach
Within to Embrace Humanity” |
|
第2780地区ガバナー |
第1611回例会週報 |
2012年2月20日(月) |
|
|
|
■合唱 | 「手に手つないで」 |
会員 | 出席 | 免除会員の出席 | 本日の出席率 | 前週メークアップ前 | 前週メークアップ後 |
14名 | 11名 | 2名 | 84.62% | 76.92% |
76.92% |
■メークアップされた会員 | |
地区チーム研修セミナー→宮本会員 |
■ニコニコボックス報告 |
||
1 | 新倉 定治様 | 先週のお約束で、今週もお邪魔致します。よろしくお願い致します。 |
(横須賀クラブ) | 石渡理事長のお話し楽しみにしてます。 | |
2 | 北村 理和子様 | はじめて伺いました。いろいろ勉強させていただきたく、宜しくお願い申し上げます。 |
(横須賀クラブ) | ||
3 | 関矢 和吉様 | おじゃまします。石渡理事長、きょうも宜しくお願いします。 |
4 | 安田 治君 | 石渡理事長、卓話宜しくお願いします。新倉様、北村様、関矢様今日もありがとうございます。 |
5 | 坂本 喬彦君 | 本日、石渡理事長におかれましては、お忙しい中卓話を御願いしまして、ありがとうございました。 |
よろしく御願いいたします。熱海の梅がほころび始めましたよ。 | ||
6 | 折笠 仁志君 | 石渡理事長、本日よろしくお願いします。新倉様、先週に引き続きありがとうございます。 |
北村様、関矢様ようこそ。 | ||
7 | 井上 祐一君 | 湘南信用金庫、石渡理事長を卓話者にお迎えして。 |
ビジターの方々、ようこそ。 | ||
8 | 大橋 昭夫君 | 石渡湘南信用金庫理事長、卓話よろしくお願い致します。 |
9 | 菱沼 正喜君 | 石渡理事長様、本日の卓話宜しくお願い致します。新倉様、関矢様、北村様御苦労様です。 |
10 | 永井不士男君 | 石渡理事長をお迎えして。 |
11 | 宮本 清志君 | 石渡理事長、卓話楽しみにしています。 |
12 | 西田 金忠君 | 石渡理事長、本日の卓話よろしくお願いします。 |
新倉さん、関矢さん、北村さんようこそ、ごゆっくりして下さい。 | ||
13 | 森 勇人君 | 石渡理事長、卓話よろしくお願い致します。新倉さん、北村さん、関矢さんよくいらっしゃいました。 |
14 | 新中 宗光君 | 石渡理事長、ようこそ。本日卓話よろしくお願いします。 |
前日計 |
442,643円 | 本日計 | 16,000円 | 累計 | 458,643円 |
|
■卓話 湘南信用金庫 理事長 石渡 卓様 | |||||||||||||||||||||||
![]() T:国内財政事情と社会保障および税制度について U:サービスとホスピタリティーについて V:食事と歯のバランス、日本の伝統食「まごわやさしい」 |
|||||||||||||||||||||||
T:国内財政事情と社会保障および税制度について | |||||||||||||||||||||||
●平成24年度のわが国の一般会計 | |||||||||||||||||||||||
平成24年度の国の一般会計予算は約90.3兆円であり、歳出の具体的な内訳は以下のようになっています。特に、社会保障が約3割、地方交付税等が約2割、国債費が約2割となっており、これらが歳出の中で大きなウェイトと占めています。 | |||||||||||||||||||||||
国の歳出の内訳(平成24年度当初予算) |
|||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
社会保障 26.4兆円 |
・年金の支給 ・病院の診察料 ・介護サービスの給付 ・保育所の運営 ・がんなどの予防・対策 ・障害者のケア ・失業した人への給付 |
||||||||||||||||||||||
地方交付税等 16.6兆円 |
・地域の行政サービス(福祉・教育や警察・消防活動など)の税源として、都道府県や市町村に交付 | ||||||||||||||||||||||
文教・科学振興 5.4兆円 |
・小中学校の先生の給料 ・高校授業料の実質無料化 ・大学の運営、奨学金 ・オリンピック選手の支援 ・文化遺産の保存 ・先端科学技術の研究 |
||||||||||||||||||||||
防衛 4.7兆円 |
・自衛隊の隊員の給料 ・艦船、航空機などの購入や、燃料費など自衛隊の活動費 ・日本の近海・上空の監視や大規模災害への対応 |
||||||||||||||||||||||
公共事業 4.6兆円 |
・河川、道路、港湾、空港、住宅、農地、森林、漁港等の整備 ・豪雨や台風など災害対策 |
||||||||||||||||||||||
その他 10.7兆円 |
・中小企業の資金繰り対策 ・農家の戸別所得補償 ・地方向けの一括交付金 ・リサイクル推進など環境対策 ・発展途上国への経済協力 |
||||||||||||||||||||||
国債費 21.9兆円 |
・国の借金の返済 ・国の借金の利子の支払い |
||||||||||||||||||||||
また、平成23年度1次〜3次補正予算(復旧・復興対策総額14兆円台半ば)に引き続き、復興・復旧に全力をあげるため、東日本大震災復興交付金、原子力災害復興関係経費、地域企業の再生のための経費など3.8兆円を東日本大震災復興特別会計(仮称)に計上しています。 | |||||||||||||||||||||||
![]() |
|||||||||||||||||||||||
平成24年度の国の一般会計歳入の内訳は以下のようになっています。租税及び印紙収入の中では、所得税、法人税および消費税が多くを占めますが、それだけでは歳入の半分もまかなえておらず、不足する分の多くは、子どもや孫の世代の負担となる借金(公債金収入)に依存しています。 | |||||||||||||||||||||||
国の歳入の内訳(平成24年度当初予算) |
|||||||||||||||||||||||
|
|||||||||||||||||||||||
所得税 | ・給料など個人の所得にかかる税金 | ||||||||||||||||||||||
法人税 | ・株式会社など法人の所得にかかる税金 | ||||||||||||||||||||||
消費税 | ・商品の販売やサービスの提供に対してかかる税金 | ||||||||||||||||||||||
その他 |
・ガソリン税 ・相続税 ・酒税 ・たばこ税 ・印紙収入など |
||||||||||||||||||||||
その他収入 | 日本銀行やJRAからの納付金、特別会計からの受入金など、租税や印紙以外の収入 | ||||||||||||||||||||||
公債金収入(国債の発行) | 税収やその他収入でまかなえない歳入の不足について、国債の発行(借金)によってお金を調達して得た収入 | ||||||||||||||||||||||
歳入全体に占める公債金収入の割合を公債依存度といいますが、平成24年度予算では、当初予算ベースで過去最高の49%にまで至っています。 | |||||||||||||||||||||||
|
■「国の借金」が2010年度末、過去最大の1085兆5072億円で国民一人あたり、850万円の借金を負う計算になる。 | ||||||||||||||||||||||
|
■国際的に見れば財政健全化は急務で、格付けランキングの低下は金利上昇を招く。また金融不安にも繋がる。 | ||||||||||||||||||||||
●大きく変化してきた社会経済情勢 | |||||||||||||||||||||||
現行の社会保障制度の基本的な枠組みが構築された1960年代から今日に至るまでの間に、社会保障制度の前提となる社会経済情勢は大きく変わっています。 | |||||||||||||||||||||||
A.少子高齢化 | 人口減少社会の到来、急激な高齢化 | ||||||||||||||||||||||
高齢化率 |
7.1%(1970年)→23.3%(2010年) | ||||||||||||||||||||||
合計特殊出生率 |
2.13%(1970年)→1.39%(2010年) | ||||||||||||||||||||||
B.雇用環境の変化 | 非正規労働者の増加 | ||||||||||||||||||||||
非正規の職員・従業員数 |
604万人(1984年)役員を除く全雇用者の15%→1756万人(2010年)役員を除く全雇用者の34% | ||||||||||||||||||||||
C.家族のあり方の変容 | 三世代同居の減少、高齢独居世帯の増加 | ||||||||||||||||||||||
世帯主65歳以上の単身・ |
96万世帯(1970年)全世帯の3%→1081世帯(2010年)全世帯の20% | ||||||||||||||||||||||
D.経済成長の停滞 | 少子高齢化などによる構造的停滞 | ||||||||||||||||||||||
実質経済成長率 |
9.1%(1956-73年度平均)→0.9%(1991-2010年度平均) | ||||||||||||||||||||||
●社会保障の充実・安定化と消費税引き上げ。 | |||||||||||||||||||||||
1997年4月 |
3%→5% | ||||||||||||||||||||||
2014年4月 |
5%→8% | ||||||||||||||||||||||
2015年10月 |
10%に引き上げ財政の安定化をはかる。 | ||||||||||||||||||||||
●マイナンバー法案 | |||||||||||||||||||||||
「社会保障・税番号制度」については、真に手を差し伸べるべき人に対する社会保障を充実させ、効率的かつ適切に提供するために早期に導入を図る必要。平成27年(2015年)1月からの利用開始に向け、平成24年の通常国会に番号法案(通称「マイナンバー法案」)及びその整備法案を提出する予定。 | |||||||||||||||||||||||
番号制度導入により、国民の給付と負担の公平性、明確性を確保するとともに、国民の利便性の更なる向上を図ることが可能となるほか、行政の効率化・スリム化に資する効果も期待できる。 | |||||||||||||||||||||||
導入に当たっては、制度・システムの両面で十分な個人情報保護策を講じるとともに、費用対効果やシステム調達の透明性を検証し、国民の納得と理解を得る。 | |||||||||||||||||||||||
今後の主なスケジュール |
○平成24年通常国会にマイナンバー法案、同整備法案を提出 | ||||||||||||||||||||||
○平成26年6月以降にマイナンバー等の通知 | |||||||||||||||||||||||
○平成27年1月以降に社会保障・税分野のうち可能な範囲で利用開始 | |||||||||||||||||||||||
●資産再分配機能の回復と格差固定化防止→相続税基礎控除の引下げ、税率構造の見直し | |||||||||||||||||||||||
基礎控除の引下げ |
現行 5,000万円+1,000万円×法定相続人数→見直し案 3,000万円+600万円×法定相続人数 | ||||||||||||||||||||||
税率構造の見直し |
現行 6段階→見直し案 8段階 | ||||||||||||||||||||||
死亡保険金に係る |
現行 500万円×法定相続人数→見直し案 500万円×未成年者・障害者・相続開始直前に被相続人と生計を一にしていた者に該当する法定相続人数 | ||||||||||||||||||||||
未成年者控除 |
現行 6万円×20歳に達するまでの年数→見直し案 10万円×20歳に達するまでの年数 | ||||||||||||||||||||||
障害者控除 |
現行 6万円(特別障害者12万円)×85歳に達するまでの年数→10万円(特別障害者20万円)×85歳に達するまでの年数 | ||||||||||||||||||||||
将来に向けて自分・家族・会社を守るために情報を共有化しながら早めに備えることが肝要です。 | |||||||||||||||||||||||
●サービスとホスピタリティー | |||||||||||||||||||||||
サービス |
対価がつきまとう。いつでも、どこでも、誰にでも機能的に正確&スピーディーに。義務的。 | ||||||||||||||||||||||
ホスピタリティー |
対価を求めない、対象にしない。この時、この場で、あなただけに。中庸(ものの考え方や行動が極端に偏らないこと)。 | ||||||||||||||||||||||
●バランスの良い食事と歯の関係、日本の伝統食は素晴らしい | |||||||||||||||||||||||
ま |
豆、味噌、豆腐 | ||||||||||||||||||||||
ご | 胡麻、ナッツ関係 | ||||||||||||||||||||||
わ | ワカメ等の海藻類(豊富なミネラル) | ||||||||||||||||||||||
や | 野菜特に緑黄野菜、根菜 | ||||||||||||||||||||||
さ | 魚、肉等のアミノ酸・タンパク質関係 | ||||||||||||||||||||||
し | 椎茸、キノコ類 | ||||||||||||||||||||||
い | 芋、ごはん、穀物 | ||||||||||||||||||||||
歯の機能を理解する。 | |||||||||||||||||||||||
日本の伝統食を見直し、量的・質的にバランスのとれた食事を摂る。 | |||||||||||||||||||||||
咀嚼には充分時間をかける。 | |||||||||||||||||||||||
美味しく食べて、元気に、明るく笑って、暮らしましょう。 | |||||||||||||||||||||||