令和2年度 横須賀市体育協会 スポーツ学習講習会 「精神を高める学習」

日時:令和2年10月17日(土) 13:30~15:30 場所:生涯学習センター 大学習室

講師:日本ペップトーク普及協会 認定講師 寺本 強様

ペップトーク
Pep Talkとは、選手・生徒・部下などを励ますのに監督やコーチなど
指導者が試合前(本番前)に使う「激励のショートスピーチ」のことです。
「Pep」は英語で、元気・活気・活力という意味です。


①受容、②承認、③行動、④激励
受容と承認が抜けやすい
信頼関係が大前提
ポジティブストローク
目の前の人にプラスの印象を与える接し方のことで、言葉だけでなく態度、
姿勢、目線など非言語の要因もふくまれます。
ストロークとは人が他人に与える印象、感じ、反応という意味です。
ポジティ語
ポジティブな言葉がけをポジティ語といいます。
相手とイメージの共有をする言葉選びをし、可能な限り肯定的な表現をすることが大事です。
とらえ方変換
①状況
緊張→本気の証拠
強豪相手→実力を証明するチャンス
練習不足→根気、やる気、本番につよい、仲間、運、仲間、有言実行、責任感
②感情
すぐキレる→情熱的、感情豊か=いいところを見る
③解釈(思い込み)、行動
問題が起こった→成長のチャンス
面倒臭い→やってみよう
わがまま→自分を持っている
意志が弱い→柔軟性がある
してほしい変換
そのことズバリ言う
あきらめるな→最後までやろう
練習サボるな→練習しよう
逃げるな→立ち向かっていけ
信頼関係がもっとも大事
相手がどう受け取るか
負けるな→ベストを尽くせ、行動目標を伝える
イメージは現実化する
成功のイメージ
脳は肯定系と否定形を区別できない
やってほしいことを言う
ミスするな=ミスしろ
負けるな=まけろ
ポジティブな言葉はポジティブな行動
良いところを探す、見つける

3種類の承認
①存在承認
「生まれてきてくれてありがとう」「いてくれてありがとう」など存在を受け入れる
「 そんなこともできないのか」「君には無理」「君じゃなくてもいい」など
存在を否定されると一番辛い
「 ありがとう」=「当たり前だ」ではいけない
ウサギと鳥に見えませんか?
②行動承認
「頑張ってるね」など現在進行形でやっていることなどを認めること
③結果承認
「頑張ったね」など結果について認めること
勝っても負けても、成功しても失敗してもそれは結果です
どんな結果も受け入れて次に向かう声がけをしましょう

セルフペップトーク
自分に対して語り掛ける肯定的な宣言のことばです。
自分に対して意識的にいい言葉を選んで言い続けることで、
意識や心の在り方を変えることができます。

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最幸のコミュニケーション

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