平成27年度 公認スポーツ指導者義務研修会

スポーツ指導員各位殿
平成27年11月18日
神奈川県ソフトボール協会
理事長 松山 玲子
指導者委員長 天野 利明

公認スポーツ指導者(ソフトボール)義務研修会開催のご案内

日頃、ソフトボールの指導者としてのご尽力に深く感謝いたします。
つきましては、県の指導者の資質の向上、正しい競技規則の伝達・普及並びに安全な競技法の指導のために、
本年も研修会を下記の日程で計画いたしました。
主旨をご理解のうえ多数の方々の参加を期待しております。
4年(3年6カ月)に一度は受講しませんと、次回更新ができませんのでご注意ください。

*2016年度更新の方で義務研修を一度も受講されていない方は、必ず今回受講して下さい。

1.期日、会場
  期日 会場 対象支部協会
1 平成28年1月10日( 県立小田原総合ビジネス高等学校 川崎 横浜 鎌倉 逗子 横須賀
2 平成28年2月14日( 私立湘南学院高等学校 葉山 藤沢 茅ヶ崎 寒川 平塚
      小田原 南足柄 秦野 伊勢原 厚木
      海老名 座間 相模原 綾瀬 大和
      愛甲 大学 県少年 県少女 他県協会
2.日程表(敬称略)
期日 平成28年1月10日( 平成28年2月14日(
会場 県立小田原総合ビジネス高等学校  私立湘南学院高等学校
 8:30 受付開始
 8:45 開講式
 9:00 講演T
研究協議
筋膜リリース・メソッド 鈴木 利夫
10:00 講演U スポーツ栄養について 管理栄養士
今井 愛
11:30 講演V コンディショニングによるケガの防止 多田 久剛(ひさよし)
12:30

昼食

13:30 講演W
実技研修
コンディショニングの方法 多田 久剛
16:00 閉講式
3.受講申込み方法(申込書を配布)
神奈川県ソフトボール協会登録者は、研修会の案内を郵送致します。
他県、その他の方はお問い合わせ下さい。研修会の案内書を郵送致します。
参加希望者は必要事項を明記のうえ、期日までに同封の返信用ハガキで回答をお願いいたします。
4.受講者の携行品
上履き(お忘れなく、なるべく体育館履き)・昼食・筆記用具・講習の内容により持参できる人は、
バット・グローブ等をお願いいたします。
5.受講料
1,000円
6.会場案内
 平成28年1月10日(
@ 会場 県立小田原総合ビジネス高等学校
A 所在地 〒250-0003 神奈川県小田原市東町4-12-1
B 電話 0465-34-2847
C 最寄駅 JR東海道線「小田原駅」下車、東口バス7番より山王経由国府津駅行き、又は鴨宮駅経由ダイナシティ行き、ビジネス高校前下車、徒歩2分
JR東海道線「国府津駅」下車、バス山王経由小田原駅行き、ビジネス高校前下車、徒歩2分
 平成28年2月14日(
@ 会場 私立湘南学院高等学校
A 所在地 〒239-0835 神奈川県横須賀市佐原2-2-20
B 電話 046-833-3433
C 最寄駅 京急線「北久里浜駅」下車 徒歩約12分
7.問い合わせ先
各支部協会指導者委員まで、又は、連絡のとれない場合は、
神奈川県ソフトボール協会指導者委員会委員長  天野 利明
8.その他
(1) 会場設営及び片付けにご協力お願いいたします。
(2) ゴミは必ずお持ち帰り下さい。
(3) 喫煙は指定の場所以外は禁煙です、厳守のことお願いいたします。
(4) 運営は県の指導者委員会委員が行います。
各自意義のある研修会が出来ますよう、ご協力お願いいたします。
(5) 研修会では質問の時間もありますので、ご用意お願いいたします。
(6) 実技では時間の関係や天候により、内容が変更になることがあります。

2016/2/14

私立湘南学院高等学校


「筋膜リリース・メソッド」
鈴木利夫

筋膜が固まったり、つっぱってしまうと、思うようにパフォーマンスが上がらなかったり、体の柔軟性に支障が出るといったことが起こります。また、怪我を誘発したり、体の機能低下に影響を及ぼすこともあります。そのため、筋膜リリースによって筋膜の癒着、収縮を改善、消失させることで、体を正常な状態に戻していくことが重要になってきます。

筋膜リリースとは、ごく簡単に言えば、「体の機能低下に影響する筋膜の癒着や収縮を解放(リリース)させ、体を正常な状態に整える手法」のことをいいます。


「スポーツ栄養」
今井愛
5つのお皿と3つの力の組合せ
@頭脳活動と体力と維持する
主食(穀類、パン、麺類)
果物
A体調を維持する
副菜(野菜、海藻、きのこ類)
牛乳、チーズ、ヨーグルト
B身体をつくる
主菜(肉、魚、卵、納豆、豆腐など大豆製品)
・新しいレシピと食べ物に挑戦しよう
の食べ物を最大限に利用しよう
・食べ物の特徴の違いを探ろう
食事計画で食事や食べ物を減らすことについて慎重に考えよう
あるグループの食べ物が食べられない時は代用となる食べ物を探そう
全ての間食や補食には野菜、果物を含もう
強烈で色鮮やかな果物や野菜は様々なビタミンや抗酸化物質を含みます
・あなたの皿が野菜と果物で色鮮やかに埋まるようにしてください
◎食事によって選手として理想的な体作りを
・ケガしてもすぐに治る
・雨、風の中でも元気
・ぶつかってもトラック並の頑丈な骨
・疲労骨折、さようなら
・誤った美意識よりも元気な体格、素敵な体系
・体脂肪、気にしたら走る!走る!
・熱中症、脱水に負けないため適度に水分補給

選手、コーチ、保護者へ
正しい栄養情報を提供できる
スポーツ環境を作りましょう!

「ソフトボールにおける
コンディショニング」
多田久剛
NPO法人スピッツェンパフォーマンス
ストレッチの効果
1.パフォーマンスの向上
2.関節可動域の改善
3.血液循環の促進
4.疲労回復
5.障害予防

適応例
ジャンパーズニー、アキレス腱炎、腰痛、テニス肘、オスグットシュラター病、シーバー病、肉離れ等
ストレッチの種類1
スタティックストレッチ
筋は急に伸ばすと収縮する→伸張反射
しかし環境に適応する能力がある→適応

筋の環境適応能力を利用し、リラックスしている時に伸ばす。

・柔軟性を高めるには最も効果的
・練習の後、お風呂に入った後、寝る前に行うとよい

ストレッチの種類2
徒手抵抗ストレッチ
筋は緊張した後に力を緩めると
次のちから発揮の為に積極的に弛緩しようとする

筋が大きな力を発揮した後のリラックスしている時にのばす

・短時間で高い効果の出せるストレッチ
・試合や練習直前、試合中に行う(選手交代)

 

 

ストレッチの種類3
ダイナミックストレッチ
多くの筋は対になっている。屈曲と進展、内転と外転等
主導筋の収縮は拮抗筋の弛緩←相反性神経支配

主導筋を収縮させ、拮抗筋がリラックスしている時に伸ばす。

・競技の動きに近い運動でストレッチができる
・試合や練習直前試合中に行う

 

ウォーミングアップの目的
1.体の準備

心拍数の上昇
・血液量をあげて酸素やホルモン・栄養素を循環させる
体温と筋温の上昇
・関節の動きを滑らかにする滑液が分泌する
・筋や腱の運動中の抑制的な動きを必要最小限に抑える
パフォーマンスの向上
・軽い予備運動からスピードや運動強度を上げ、筋をより早く収縮させ、より実践的な動きを入れていくことで神経筋の動きをより活発にする

ウォーミングアップの目的
1.心の準備

・過剰な心の緊張は、興奮を促すホルモンを余分に分泌させ、正しい動きを妨げる
・一方、あまりにもリラックスし過ぎる事は、神経の伝達速度を鈍らせ、大きな力やスピードを発揮できない原因になる
・競技特性の動きを少しずつ取り入れながらその後の練習や試合のイメージを作り、また気持ちを徐々に高揚させる
・自身のコンディションの確認をしながら試合や練習に臨む(自分と会話し、自己の体調管理を行う)

ウォーミングアップの方法
(同じ方法を繰り返し行い評価する)
ステップ1「10-15分」
軽いジョギングもしくはエアロバイク(体温と血流の上昇)
スタティックストレッチ(筋の柔軟性)
ステップ2「5-6分」
スタビライゼーション(体幹筋刺激と筋の協調性の教育)
ステップ3「6-8分」
ジョギング(心臓、循環器系)
ダイナミックストレッチ(動的柔軟性)
ステップ4「3-4分」
基礎的動作(ソフトの動きとは関係のない動き)
ステップ5「2分」
専門的動作(ソフトに関係する動き)
全力走(自ベンチに向かう)
-end-